今回は狂犬病とその予防接種についてご説明します。
みなさん、狂犬病の予防接種は「なぜ飼い主の義務なのか」や「なにが必要なのか」などご存知ですか?これから詳しく解説していきます。
狂犬病予防接種の習慣
毎年4月から6月が、狂犬病予防接種の習慣になっています。
3つの義務
日本では狂犬病において3つのことが義務付けられています。
- 今住んでいる市区町村に飼犬登録をすること
- 飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること
- 犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること
3つの必要なもの
犬の鑑札
生涯一度しか発行されないので、大切に保管しましょう。万が一無くした場合は、市役所にて再発行できますが、費用がかかってしまいます(市区町村によりけり)。
注射済票
毎年発行されるものですので、飼い犬の首輪に付けておいてください。
狂犬病予防注射済犬シール
注射後にもらえるので、玄関先や見えるところに貼っておいてください。
いつから狂犬病予防接種を打てるの?
狂犬病予防接種可能年齢は生後91日以上で可能になります。
狂犬病とは?
狂犬病は一度感染して発症すると治療ができない、とても怖い病気です。日本では狂犬病は1957年以降発生していませんが、注射を打つ義務があります。狂犬病は予防接種をすることで感染は防げなくても、発症は予防できます。毎年1年に1回、狂犬病予防接種をすることで、飼い主や家族、その他のペットを守ることができます。
是非、動物病院または、お住まいの市区町村が行う集合注射にお越しください!